20世紀初頭のシカゴの街は、著しい社会経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が目につくようになっていました。
ちょうどそのころ、ここに事務所を構えていた青年弁護士ポール・ハリスはこの風潮に堪えかね、友人3人と語らって、お互いに信頼のできる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい、という趣旨でロータリークラブという会合を考えました。
ロータリーとは集会を各自の事務所持ち回りで順番に開くことから名付けられたものです。
こうして1905年2月23日にシカゴロータリークラブが誕生しました。
それからは志を同じくするクラブが、つぎつぎ各地に生まれ、国境を超えて、今では世界163ヶ国の地域に広がり、クラブ数29,968、会員総数1,176,169人(2000年12月31日RI公式発表)に達しています。
そして、これら世界中のクラブの連合体を国際ロータリーと称します。
このように、歴史的に見ても、ロータリーとは職業倫理を重んずる実業人、専門職業人の集まりなのです
その組織が地球の隅々にまで拡大するにつれて、ロータリーは世界に眼を開いて、幅広い奉仕活動を求められるようになり、現在は多方面にわたって多大の貢献をしています。
活動報告
- 2020.06.24(第3199回 例会)WEEKLY REPORT 第66期 No.36
- 2020.06.17(第3198回 例会)WEEKLY REPORT 第66期 No.35
- 2020.06.10(第3197回 例会)WEEKLY REPORT 第66期 No.34
- 2020.06.03(第3196回 例会)WEEKLY REPORT 第66期 No.33
- 2020.05.27(第3195回 例会)WEEKLY REPORT 第66期 No.32
- 2020.05.20(第3194回 例会)WEEKLY REPORT 第66期 No.31
- 2020.03.04(第3193回 例会)WEEKLY REPORT 第66期 No.30
- 2020.02.26(第3192回 例会)WEEKLY REPORT 第66期 No.29
- 2020.02.19(第3191回 例会)WEEKLY REPORT 第66期 No.28
- 2020.02.05(第3190回 例会)WEEKLY REPORT 第66期 No.27
ふるさとに帰り来リてまずきくはかの城山の時告ぐる鐘 (若山牧水)
この鐘は明暦2年(1656年)6月、時の延岡城主有馬康純が鋳造、寄進したもので、明治11年以来100余年、移リゆく郷土の姿を見守リながら朝な夕なに時を告げ、その嫋々たる鐘の音は私達市民にこよなく親しまれています。 300年の風雪に堪え、今も市民に愛されているこの時の鐘を主題にし、ロータリーの色である濃紺と黄金色とでとりまとめたのがこのバナーです。 そして会員の奉仕活動が、この古い時の鐘のように風雪にもめげず強く、逞しく、そして市民に愛され親しまれるようにという念願を表現したつもりです。
ロータリーとは?
ロータリーの目的
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の項目を奨励することにある。
第1 | 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。 |
第2 | 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値のあるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。 |
第3 | ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理想を実践すること。 |
第4 | 奉仕の理想に結ばれた、職業人が世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。 |
四つのテスト −THE FOUR-WAY TEST−
言行はこれらに照らしてから
Of the things we think, say or do
Of the things we think, say or do
1 | 真実かどうか ・・・・・ Is it the TRUTH? |
2 | みんなに公平か ・・・・・ Is it FAIR to all concerned? |
3 | 好意と友情を深めるか ・・・・・ Will it build GOODWILL and BETTER FRIENDSHIPS? |
4 | みんなのためになるかどうか ・・・・・ Will it be BENEFICIAL to all concerned? |
ロータリーの行動規範
ロータリアンとして、私は以下のように行動する。
1 | 個人として、また事業において、高潔さと高い倫理基準をもって行動 する。 |
2 | 取引のすべてにおいて公正に努め、相手とその職業に対して尊重の念 をもって接する。 |
3 | 自分の職業スキルを生かして、若い人びとを導き、特別なニーズを抱える人びとを助け、地域社会や世界中のびとの生活の質を高める。 |
4 | ロータリーやほかのロータリアンの評判を落とすような言動は避ける。 |
5 | 事業や職業における特典を、ほかのロータリアンに求めない。 |